日本の世界遺産記事一覧
1 法隆寺地域の仏教建造物法隆寺地域の仏教建造物は、奈良県奈良市にある法隆寺とその周辺の仏教建築群です。法隆寺は、710年に聖徳太子によって創建された寺院で、世界最古の木造建築物として知られています。法隆寺地域の仏教建造物は、法隆寺本堂、法隆寺金堂、法隆寺五重塔、法隆寺夢殿など、多くの貴重な仏教建築物で構成されています。法隆寺地域の仏教建造物は、1993年に世界文化遺産に登録されました。奈良県生駒...
2 姫路城姫路城は、兵庫県姫路市にある日本の城です。姫路城>は、16世紀後半に築城され、天守閣は「白鷺城」の別名で呼ばれ、その美しい姿から「日本一の城」とも称されており、1993年に世界文化遺産に登録されました。姫路城は、本丸、二の丸、三の丸、外郭から構成され、総面積は約33万平方メートルにもなります。本丸には、天守閣をはじめ、大天守、二の天守、三の丸御殿、西の丸御殿などの主要な建物が立ち並んでい...
3 鹿児島県屋久島屋久島は、鹿児島県の南西部に位置する島で、日本三景のひとつ「屋久杉」で知られています。屋久島は、1993年にユネスコの世界自然遺産に登録されました。屋久島の面積は約504.9km2で、人口は約11,698人です。屋久島は、亜熱帯気候に属し、年間平均気温は17度です。屋久島の最大の特徴は、屋久杉です。屋久杉は、世界で最も長寿の樹木として知られています。屋久島には、樹齢数千年の屋久杉...
4 白神山地白神山地は、青森県と秋田県にまたがる山地帯です。白神山地は、1993年に世界自然遺産に登録されました。白神山地の面積は約169.71km2で、人口は約1,000人です。白神山地は、ブナの原生林が広がる山地帯で、その面積は世界最大級です。白神山地には、ブナの他にも、シラカバ、ミズナラ、ツガなどの樹木が自生しています。また、白神山地には、クマ、イノシシ、シカなどの動物も生息しています。その...
5 古都京都の文化財古都京都の文化財は、その歴史的、文化的価値から、1994年にユネスコの世界遺産に登録されました。京都府京都市、宇治市、滋賀県大津市の2府県3市に点在する17の構成資産から構成されています。構成資産には、寺院、神社、城郭、庭園、橋など、様々なものが含まれます。代表的な構成資産としては、清水寺、金閣寺、銀閣寺、伏見稲荷大社、二条城、桂離宮などが挙げられます。古都京都の文化財は、日本...
6 白川郷・五箇山の合掌造り集落白川郷・五箇山の合掌造り集落は、飛騨・美濃地方に点在する合掌造りの集落群です。合掌造りとは、屋根がハの字形に交差する伝統的な木造建築様式です。白川郷・五箇山の合掌造り集落は、その美しい景観から、1995年にユネスコの世界遺産に登録されました。白川郷は、岐阜県飛騨市にある合掌造り集落です。白川郷は、世界で最も有名な合掌造り集落の一つであり、年間に約100万人の観光客が...
7 原爆ドーム原爆ドームは、広島市中区にある被爆建造物です。原爆ドームは、1915年に建てられた広島県物産陳列館で、第二次世界大戦中の1945年8月6日に原爆投下により被爆しました。原爆ドームは、原爆の熱線と爆風で外壁が焼け落ち、鉄骨の骨組みがむき出しになりましたが、倒壊は免れました。原爆ドームは、被爆の惨禍を後世に伝える貴重な遺産として、1996年にユネスコの世界遺産に登録されました。平和記念公...
8 厳島神社厳島神社は、広島県廿日市市の宮島にある神社です。厳島神社は、日本三景の一つに数えられており、世界遺産にも登録されています。厳島神社は、1,400年以上の歴史を持つ古社で、平安時代の貴族から愛好され、海上に建つ朱色の鳥居が特徴です。この鳥居は、平安時代の貴族の命により建てられたもので、当時としては世界最大級の鳥居でした。厳島神社は、海に浮かぶような美しい景観が魅力で、多くの観光客が訪れて...
9 古都奈良の文化財他の国からのツアー者を魅惑しているのが奈良の法隆寺、古都・京都、山岳信仰の対象であった富士山など、日本オンリーの文化であるとか歴史を学ぶことができる世界遺産だと聞きました。奈良県では、平成5年(1993年)に「法隆寺地域の仏教建造物」が日本初の世界遺産に登録されて以来、「古都奈良の文化財」「紀伊山地の霊場と参詣道」が登録されました。また現在、「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」...
10 日光の社寺世界遺産に登録された「日光の社寺」の内容は、日光山内にある二荒山神社、東照宮、輪王寺の103棟(国宝9棟、重要文化財94棟)の「建造物群」と、これらの建造物群を取り巻く「遺跡(文化的景観)」です。登録遺産の範囲:二社一寺(二荒山神社、東照宮、輪王寺)及びこれらの建造物群をとりまく遺跡からなり、その中には国宝9棟、重要文化財94棟の計103棟の建造物群が含まれます。日光は、徳川初代将...
11 琉球王国のグスク及び関連遺産群琉球列島は日本列島南端に位置します。14世紀中頃には三王国が分立していましたが、15世紀前半にこれらを統一して琉球王国が成立しました。中国・朝鮮・日本・東南アジア諸国との広域の交易を経済的な基盤とし、当時の日本の文化とは異なった国際色豊かな独特の文化が形成されました。その特色を如実に反映している文化遺産が城(グスク)です。沖縄では、「城」という字をあてて「グスク...
12 紀伊山地の霊場と参詣道紀伊山地の霊場と参詣道は、和歌山県、奈良県、三重県にまたがる3つの霊場と参詣道を登録対象とする世界遺産です。2004年7月7日に登録され、2016年10月26日に登録範囲の「軽微な変更」がなされました。1,000年以上にわたり多くの人々の信仰を集めてきた霊場と参詣道です。熊野三山は、古くから修験道の聖地として知られており、高野山は真言密教の根本道場です。吉野山は、桜の名...
13 知床知床は、北海道東部の斜里郡斜里町と目梨郡羅臼町にまたがる半島です。オホーツク海に面し、世界自然遺産に登録されています。知床には、原生林、高山植物、野生動物など、自然が豊富に残っています。観光スポットとしては、知床五湖、オホーツク海、羅臼岳、知床峠などがあります。知床五湖は、知床半島の東側に位置する5つの湖の総称です。オホーツク海は、知床半島の北側に位置する海です。羅臼岳は、知床半島の最高...
14 石見銀山遺跡とその文化的景観石見銀山遺跡とその文化的景観は、島根県大田市にある、戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期を迎えた日本最大の銀山です。2007年に世界遺産に登録されました。1526年に開山し、江戸時代前期には、日本最大の銀山として栄えました。石見銀山から産出された銀は、幕府の財政を支え、また、日本経済の発展に大きく貢献しました。石見銀山は、その歴史的・文化的な価値が認められた...
15 小笠原諸島小笠原諸島は、東京都小笠原村に属する諸島です。東京都心から南に約1,000kmの太平洋上に位置し、伊豆諸島の南に位置しています。約30の島から構成されており、そのうち父島と母島が2つの有人島です。亜熱帯気候に属し、年間を通して温暖な気候です。小笠原諸島の海は、透明度が高く、サンゴ礁や熱帯魚が生息しています。小笠原諸島は、自然が豊かな場所として知られており、世界自然遺産にも登録されて...
16 平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群平泉は、平安時代中期から後期にかけて、奥州藤原氏の居城として栄えました。奥州藤原氏は、平泉を仏教文化の中心地として発展させ、中尊寺や毛越寺などの寺院を建立しました。これらの寺院は、仏国土(浄土)を表現した建築と庭園を備えており、当時の仏教文化の隆盛を物語っています。平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群は、仏教文化の歴史と...
17 富士山―信仰の対象と芸術の源泉富士山は、2013年6月22日に世界文化遺産に登録されました。日本の本州、静岡県と山梨県の境に位置する活火山です。標高は3,776.24mで、日本最高峰の山です。古くから日本人の信仰の対象となっており、多くの神社や仏閣が建立されています。また、芸術の源泉としても知られており、多くの絵画や彫刻、文学作品の題材となっています。富士山は、世界文化遺産に登録された理由は...
18 富岡製糸場と絹産業遺産群富岡製糸場と絹産業遺産群は、群馬県富岡市にある世界遺産です。明治時代に日本で初めて機械製糸工場として開設された富岡製糸場を中心に、周辺の関連遺産群が構成されています。日本の近代化の歴史と絹産業の産業遺産として、世界遺産に登録されています。富岡製糸場は、現在も当時の姿を残しており、見学することができます。また、周辺の関連遺産群も、当時の絹産業の様子を垣間見ることができま...
19 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼,造船,石炭産業明治日本の産業革命遺産は、明治時代の日本における産業革命の歴史を物語る世界遺産です。福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県、山口県、岩手県、静岡県の8県にまたがる23件の構成資産で構成されています。これらの構成資産は、製鉄、製鋼、造船、石炭産業などの産業分野で、日本が世界に伍する技術水準を獲得した際に建設された施設や遺跡が含まれています。例...
20 ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献ル・コルビュジエは、20世紀の最も重要な建築家の一人です。彼は、近代建築の五原則と呼ばれる「柱による建築」「自由な平面」「自由な立面」「水平連窓」「屋上庭園」を唱え、近代建築運動に大きな影響を与えました。彼の建築作品は、世界各地にありますが、その中でも代表的なものは、「サヴォア邸」「ロンシャン礼拝堂」「国立西洋美術館」などです。これらの建...
21 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群宗像・沖ノ島と関連遺産群は、福岡県宗像市と福津市に位置する、沖ノ島とその周辺の遺跡群です。沖ノ島は、古くから「神の島」として崇められており、宗像三女神を祀る宗像大社信仰の中心地となっています。沖ノ島には、古墳や神殿などの遺跡が数多く残っており、その歴史的価値は非常に高いとされています。また、沖ノ島の海は、豊富な魚介類が獲れる漁場として、古くから人々に利用さ...
22 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産は、江戸時代の禁教令下において、信仰を守り抜いた潜伏キリシタンの歴史を物語る貴重な遺産です。長崎と天草地方には、潜伏キリシタンが礼拝や儀式を行っていた教会や集会所、キリスト教に関連する遺跡など、多くの潜伏キリシタン関連遺産が残っています。これらの遺産は、江戸時代の禁教令下において、信仰を守り抜いた潜伏キリシタンの強い...
23 百舌鳥・古市古墳群 −古代日本の墳墓群百舌鳥・古市古墳群は、大阪府堺市、羽曳野市、藤井寺市に位置する古墳群です。4世紀後半から6世紀前半にかけて築造された古墳群で、約1,000基の古墳が確認され、日本最大級の古墳群であり、その規模や墳形の多様さから、古代日本の権力者たちの権威と繁栄を物語る貴重な遺跡です。百舌鳥・古市古墳群は、2019年に世界遺産に登録されました。世界遺産委員会は、百舌鳥・古...
24 奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島は、日本列島の南西部に位置する島々です。奄美大島は、徳之島、沖縄島北部及び西表島と並んで、世界自然遺産に登録されている「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の構成資産の一部です。奄美大島は、日本最大の群島である奄美群島の主要な島の一つです。徳之島は、奄美群島の北西に位置する島です。沖縄島北部及び西表島は、沖縄県の...
25 北海道・北東北の縄文遺跡群北海道・北東北の縄文遺跡群は、北海道と青森県、岩手県、秋田県にまたがる縄文時代の遺跡群です。この遺跡群は、約1万5000年前から約2000年前にかけての縄文時代の遺跡を数多く含んでおり、縄文時代の社会や文化を理解する上で非常に貴重な資料となっており、2016年に世界遺産に登録されました。世界遺産委員会は、この遺跡群について、「縄文時代の社会や文化を理解する上で非常に...