■山小屋が多い点からは、吉田ルートが登りやすいと言えます。また、山頂までの
距離が一番短いのは富士宮ルートです。ただし、山頂近くは、どのルートも急斜面の岩場であることや、
富士山の変わりやすい気象条件などを考えると、どのルートも決してやさしい登山ではありません。
ゆとりある行程を計画し、必要な装備を整え、登山口ではその日の気象情報を入手するなど、
どのルートでもしっかりとして準備が必要です。
また、体力も必要になりますので、日頃から登山のトレーニングをしておくことが望まれます。
■体力自慢の若者などは好きなだけ、例えば2Lや3L持っていけばいいと思います。
しかし初めて富士山に登るので体力が心配という初心者は、ムリをせずに
「1Lを登山口から担いで登り、足りなくなったら山小屋で買い足す」というのがガイドブックなどが
勧める教科書的パターンのようです。
富士登山ならだいたいどんな天気でも1.5L持って行かれる方が多いようです。1Lはプラティパス
のような軽い入れ物に「水」を入れて、あとは、行く途中のコンビニでその時の気分に合った500mlの
ペットボトルを買われる方が多いようです。
高齢であれば意識して水分を採らないと血管が詰まる原因になるとも言われます。また、天候にも
かなり左右されます。登山での水分補給不足は体調不良や高山病の大きな原因にもなりますから
気をつけましょう。
■山小屋の予約はお早めに!
山小屋の存在は、疲れた登山者の体力を癒してくれる、登山者の良きパートナーです。。
そこで「受付開始はいつなの?」と思う方が多いと思いますが、山小屋によってマチマチのようです。
ほとんどは4月1日受付開始のようですが、早いところでは2月中という山小屋もあるよう。
山頂で御来光を見るプランで人気のある吉田ルート八合目の山小屋の土曜日の予約などは早々に
満室になってしまうこともあります。
そうかと思えば、七合目などの山小屋はガラガラだったり、HPの情報も更新されていなかったりもします。
そのため「週末の登山で、宿泊は八合目、吉田ルートで登りたい!」などの希望が決まっている方は
いくつかの山小屋に狙いを定めておき、2月ころからたまにHPの更新をチェックしてみるとよいかもしれません。
「平日でも大丈夫、場所にこだわりはない」という方は各山小屋のHPをじっくり比較したり登頂プランを
練った上で予約する方がよいかもしれません。
同じような料金を払うのでもアットホーム型か大型か、静かなところか賑やかなところかなど全く違うようですね。
引用:富士登山FAQ よくある質問・ぎもんなどはこちら
引用:登山口と登山ルートなどはこちら
引用:富士山登山の持ち物・装備などはこちら